2018年06月03日

昭和乙ニュース(339)生き返った男だけ逃げ帰る 昭和36年

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 天城山の山中で服毒心中を図ったのは「運輸省技術研究所技官」の男(二八)と「同研究所臨時雇」の女(二七)。

 同じ職場に勤める二人は上司部下の関係だったのだが、いつしか「男に妻がある」にもかかわらず男女の仲に。つまり不倫関係。

「男に妻がある」状態でなくなれば不倫ではなくなるのだが、おそらく男が優柔不断だったのだろう。二人の不倫関係はズルズルと続く。

 そんなある日、どちらが言い出したかは分からないが、「二人の仲を清算」することになった。

 昭和36年7月30日、二人は天城山に「自動車でやって来て服毒」。ところが運が良いのか悪いのか、男だけが「三十一日夕方気がつき自宅に帰った」。

 逃げ帰った男は地元警察署(田無署)に届け出。翌一日、田無署から連絡を受けた静岡県大仁署(おおひとしょ)が「山狩り」をした結果、「天城峠の山林で」女の「死体を見つけた」。

 心中未遂だったのか、あるいは心中と見せかけた殺人なのか・・・大仁署の取り調べの結果は不明。

画像:朝日新聞/昭和36年8月2日

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 昭和乙ニュース